40代からの方向転換 専門家(心理師、医学博士)になるまで! (大学受験失敗➡引きこもり➡職業転々➡小規模旅館経営安定➡方向転換(コロナで旅館同業者次々倒産)転換したおかげでセーフ!
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高校時代の夢を果たすために、40代から始めたこと。 ・・【学ぶというもう一つの道】
こころの声を聴く
生活に追われるのではなく、たまには立ち止まり、こころの声をじっくりと聞いてみること。
40過ぎて経済的に安定→こころの底から何かわいてくる感じがあった。人生半ばにきて、何かやり残していると感じた。今までの人生でやり残したことは何か、これをやらなければ絶対後悔する。そういう何かが、私を学びの世界へといざなう。
なんでもいい、専門知識を持ちたかった。そういう人にあこがれた。このままじゃ、俺には何の専門もない。このまま終わりたくない!
身近なことに興味を持つ。そこから学ぶきっかけを!
初めは、法律を学ぶ。それは、おやじが建てた古い家を壊したときに、滅失登記をしないと固定資産税がかかり続けることが分かった。しかし司法書士に頼むとかなり高いということを聞いて、自分で登記をしたことをきっかけに、司法書士に興味がわく。
そこで法律の勉強をしてみようとちょっと思ったのがきっかけだった。とりあえず、デパートにあった数か月の司法書士添削指導コースのチラシを見て申し込んでみた。しかし今までの経験から、おそらく三日坊主で終わると思っていた。今までも、英語など通信教育をしたことがあるが、すべて数回の提出やひどいときには、何も出さずに投げだすことがほとんどだった。
しかし、その時は余裕ができたとはいえ、子育て中の大変な時に絞り出したお金で申し込んだためか、最後まで続けることができた。
調子に乗ることが大事 怖いもの知らずになること ポジティブな思い込み
この調子でいけば、最難関の司法試験も狙えると本気で思ってしまう。怖いもの知らずになった。挫折しそうなときは、暗黒時代を思い出して、二度と戻りたくないと思うようにした。
暗黒時代
こんなはずじゃなかったと毎日繰り返した暗黒の日々 受験に失敗して、浪人となるが、実態は勉強もせずに引きこもっただけ。徐々に人目が気になる。特に親が頼んだ家の修理に来る若い業者の人と顔を合わせたくはなかった。あいつ若いのに何やってんだと思われたくはなかった。自責感が倍増した。誰かが家に来ると逃げるように隠れた。
社会に出るきっかけとなった近所のお兄さん
その人は引きこもっていた私を見かねたのか、ときどき遊びに来ては、世間話をして帰っていった。その間、説教じみたことは一切言わなかった。それが救いとなった。そうしたある日、徐々にバイトを始める。車の陸送や土木作業、しかしどれも3日と続かなかった。
努力は続かないと思え→枠組みに入ることが大事
成功するためには、やる気や努力よりも枠組み
何をやっても三日坊主であった自分が、初めて続けられた通信教育は、余裕がないのに自分でお金を払い、後には引けないというある意味、枠組みをもったことで続けられた。それは途中でやめるわけにはいかない枠、妻や決意した人に言い訳できないという枠、私はそれを心理的“枠”と言っている。
あまり努力が得意でない私が、最終的には医学博士を取るまでに至ったのは、努力というより、毎日しなければならないという枠に入ったからである。枠にまず入るというちょっとした勇気さえあれば、あとは枠が導いてくれる。
枠は人を縛るが同時に守ってもくれる。窮屈ではあるが、解放や自由がすべて良いわけではない。日本の小学生の100%近い児童が毎日学校へ行くのも、その子たち皆が努力家とかやる気があるからではない。行かなければいけないという枠があるからだ。
会社、学校も枠組みとなる。そういう枠組みがあるから仕事や勉強もできる。私は、自営を長いことしていたため、自分を律して仕事をするのが苦労であった。今は経営のほか、大学に勤めているが、職場という枠があることで仕事も枠に守られて流れでできる。
次回へ続く
「中学生ぐらいの学力しかなかった私がどのようにして難関大学院へ合格したか」など・・・こうご期待!
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